2014.10.16
バナナコインとカカオのパン
バナナコインはシーニバナナという小ぶりで甘みのある品種を使用。スリランカにおよそ18種あると言われるバナナの中でも特に甘く、別名“スィートバナナ”とも呼ばれ、スリランカ国内では広く栽培されています。この砂糖不使用のドライバナナの甘みとビターなカカオニブのおいしさが調和したパン。
材料(3個分)
パン用小麦粉 180g
全粒粉 20g
有機天然酵母 4g
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/2
有機ドライバナナコイン 20g
有機粗挽きカカオ豆(カカオニブ) 10g
白ワインまたはりんごジュース 適量
このレシピで使⽤したNovaの商品
作り⽅
①ドライバナナは白ワインかジュースに浸けて柔らかくしておく。
②パン生地を作る。小麦粉・全粒粉に塩、砂糖を混ぜておく。130g(小麦粉の65%)前後のぬるま湯で捏ねて、途中で有機天然酵母を加える。生地がほぼまとまったところに水気を切ったバナナとカカオニブを加えてまとめていき、生地のこねあげ温度が25~27℃くらいになるようにする。30℃前後に保温して大きさが2.5倍、指でおして生地が戻ってこなくなるまで発酵させる。
③生地を3等分にしてバナナ型に成型し、15分ほどベンチタイムをおく。30~35℃で1時間ほど発酵させ、粉を振って190℃のオーブンで15分前後焼く。
レシピ作成(撮影・スタイリング)
岸田 美紀
東京⽣まれ。1991年らでぃっしゅぼーや(株)スタッフとしてオーガニック流通の世界に⼊る。市場が拡⼤する中で、想いをもって育てられた⽣産物を単なる「モノ」「商品」ではなく、「⾷べもの」として本当においしくいただく「⾷べ⽅」を伝える⽅法を模索し、やがて料理を仕事に。⾃然⾷カフェでケータリング・教室講師などを歴任。⾷べものと主体的に向き合い、⽣産の背景を考えられる⼈を増やすべく活動を続けている。オーガニック流通の商品&販売企画、レシピ開発、⼿作り・雑穀・野菜・発酵⾷などをテーマにした料理教室講師ほか。